ごまの仲裁
ある日、夫のささいなひとことでムッとしてしまった私。
頭に来たので「ふんっ!」と鼻息も荒くキッチンに行ったら、「何怒ってんの!?」と夫が追いかけてきて、にらみ合い状態になってしまいました。
すると、リビングにいたごまが、「ちゃっちゃっちゃっちゃっ」とキッチンの入り口までやってきて、
中でにらみ合うパパとママを、しばしじーっと見つめ、
それからまっすぐ「ちゃっちゃっちゃっちゃっ」とママの方にやってきて、
迷うことなくパパの方を向いて、ママの足元に寄り添うように「すちゃっ!」とお座り。
そして、じーっと上目遣いにパパを見るごま。
その顔はまるで
「パパ、ママをいじめちゃダメっ!」
と言われてるみたいだった、と語る夫。
足元にちょこんと座るごまに気づいて、思わず吹き出してしまい、ケンカになる寸前でにらみ合いは終了。
いじめたと思われて納得行かない夫は、
「違うんだ、ごま!怒ってるのはママで、いじめられてるのはパパの方だってば〜!」
としきりに主張してましたが、ごまは理解できたかどうか…。
ごまの仲裁は、効果絶大。
ごま目線ではどこで判断したのかさっぱりわからないけど、ママの味方をしてくれてありがとね、ごま。
(母)